全英アジア地区最終予選、アマ松山&市原3位タイ好発進!
アマチュアの松山英樹がマスターズ(現地時間4月5〜8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)に続き、全英オープン出場に向けて最高のスタートを切った。
世界最古のトーナメント、全英オープン(現地時間7月19〜22日/英国、ロイヤルリザム&セントアンズGC)への出場権をかけたアジア地区最終予選は現地時間1日、タイのアマタスプリングCCを舞台に第1ラウンドの競技を行った。
昨季マスターズで日本人初のローアマを獲得し、今年もオーガスタ行きを決めている松山はこの日、長いパットを沈めるなど3バーディ、ノーボギーの3アンダー69でラウンド。首位を並走するジョナサン・ムーア(米)、アニルバン・ラヒリ(インド)に1打差の3位タイで初日のプレーを終えた。
69人がスタートし2日間36ホールでたった4枚の本戦切符を争う過酷な戦い。松山は昨年もこの予選に挑んだが24位タイに終わり、悔しい思いをしているだけに「明日も今日みたいな粘りのあるゴルフができたらいいなと思います。気を抜かずにがんばります」と、気持ちを引き締めた。
アジアンツアーではおなじみの市原弘大もきっちりと松山と並ぶ3位タイにつけている。
その他の日本勢は、諸藤将次が2アンダー70で回り7位タイ、すし石垣が1アンダー71のプレーで11位タイ。さらに矢野東、岩田寛の2人がイーブンパー72で18位タイ、宮里優作が1オーバー73で27位タイと逆転の可能性を残している。
一方で、5オーバー77で52位タイの片岡大育、6オーバー78で54位タイの伊佐専禄、8オーバー80で57位タイの谷昭範とアマチュアの伊藤誠道、10オーバー82で単独60位の塚田好宣はいずれも苦しい初日となってしまった。
尚、この日6オーバー78とスコアを崩した久保谷健一を含む9人が棄権している。