Y.ツェン&N.チョイらがベスト16進出
更新日:2012/05/19 10:35
掲載日:2012/05/19 08:10
米女子ツアーで唯一マッチプレー形式で雌雄を決するサイベース・マッチプレー選手権は現地時間18日、ニュージャージー州のハミルトン・ファームGCを舞台に2回戦を行い、ベスト16が出揃った。
宮里藍やディフェンディング・チャンピオンのスーザン・ピーターセン(ノルウェー)がまさかの敗退を喫するなど、番狂わせが多かった初日に比べると順当な勝負が多かったが、それでもクリスティー・カー(米)や申智愛(韓)らが敗れる波乱も。そんな中、ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のヤニ・ツェン(台)は第33シードのケイティー・ファッチャー(米)を3アンド1で一蹴。同ランク2位のナ・エン・チョイ(韓)も同郷のジェニー・シンを3アンド2で下し本命2人はきっちり3回戦進出を決めた。
しかし初日に宮里藍を破ったマリアージョ・ウリベ(コロンビア)、宮里美香を撃破したナタリー・ガルビス(米)は、それぞれキャサリン・ハル(豪)、エイミー・ヤン(韓)に敗れ2回戦で姿を消した。
ベスト16に勝ち上がったツェンは「ショットの内容は昨日の方が良かったけれど、パットは今日の方がずっと良くなっていた。後半になるに従ってバーディが増えていったのは良い兆候。ここ3週間オフだったので試合勘がまだ戻っていない。明日になればエンジン全開で行けるはず」とここまでのマッチを振り返り、3日目に激突する同郷のキャンディ・クン(台)との対決を「台湾勢同士、楽しく戦えそう」と笑顔で語った。
ちなみに3日目は3回戦8マッチを午前中に行い、午後準々決勝4マッチを消化するスケジュールで、36ホールの長丁場が選手たちを待ち受けている。最終日にトロフィーを掲げるためには明日が最大の山場となりそうだ。