Z.ジョンソン逆転V J.ダフナー15番池ポチャに泣く
更新日:2012/05/28 12:27
掲載日:2012/05/28 09:31
最終組2人の一騎討ちは経験に勝るザック・ジョンソン(米)に軍配が上がった。
米男子ツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアルは“ベン・ホーガンの庭”と呼ばれるテキサス州、コロニアルCCを舞台に現地時間27日、最終ラウンドの競技を終了。展開は予想通り2週連続優勝を狙うジェイソン・ダフナー(米)と2年ぶり大会制覇を目指すジョンソンが追いつ追われつのシーソーゲームを繰り広げることに。しかし終盤の15番でダフナーが痛恨のトリプルボギーを叩いて自滅。この日2オーバー72で回り通算12アンダーとしたジョンソンが逆転で栄冠に輝いた。
今シーズン好調のダフナーは最後まで前週のHPバイロン・ネルソン選手権に続くテキサス州での2連勝に望みをつないだが勝負どころの15番パー4でティーショットを左に曲げフェアウェイバンカーにつかまると、第2打がグリーン奥の池へ。アプローチも寄らず1メートル強のダブルボギーパットも外してまさかのトリプルボギー。ここでジョンソンに4打の遅れをとってしまう。ジョンソンも16番ボギー、最終18番ダブルボギーと終盤で3つスコアを落としたが、ダフナーに1打差で2年ぶりツアー通算8勝目を達成した。
この日4つスコアを落とし4オーバー74と崩れたダフナーが通算11アンダー単独2位。通算7アンダー単独3位にトミー・ゲイニー(米)が入り、通算6アンダー単独4位にベテランのジム・フューリック(米)が食い込んだ。また今季待望のツアー初優勝を飾っているリッキー・ファウラー(米)は通算5アンダー5位タイで4日間の競技を終えている。
尚、アメリカ5連戦の初戦を戦った石川遼はカットラインに1打足りず決勝ラウンド進出を逃している。