E.エルスが自らの発言を謝罪 欧州ツアーに寄付の申し出
更新日:2012/05/28 10:53
掲載日:2012/05/28 10:23
現地時間27日に4日間の競技を終えた欧州ツアーのフラッグシップトーナメント、BMW PGA選手権(英国、ウェントワースC)。ルーク・ドナルド(英)が連覇に成功する中、1つの騒動が終極を迎えた。
騒動が勃発したのは大会3日目のこと。メジャー3勝のアーニー・エルス(南ア)が大会競技委員とコース管理の担当者に「グリーンが乾燥し過ぎてアプローチショットがすべてグリーンの外まで転がってしまう。水を巻いてコンディションを整えるべきだった」と批判的なコメントを口にしたのだ。
強風と硬く乾燥したグリーンに手こずる選手が続出し、80台が続出したのも確かだがエルスは自らの行き過ぎた発言を反省しツアー側に謝罪を申し入れた。
当ツアーのチーフエグゼクティブ、ジョージ・オグレディ氏によると、エルスが大会最終日の朝に会わせて欲しいと会談を申し込み、自身の暴言についての謝罪を行ったという。
オグレディ氏はエルスが「関係のあるすべての個人」に謝罪するとともに同ツアーへの寄付を申し出たと語っている。
ちなみに前日のエルスの行き過ぎた発言に対しては、すでにツアーサイドから罰金が課されている。(STATS-AP)