T.レベの発言で盛り上がる欧州ツアー
更新日:2012/05/31 10:05
掲載日:2012/05/31 09:59
現地時間31日に開幕する欧州ツアーのISPSハンダ・ウェールズ・オープン(ウェールズ、セルティック・マナー・リゾート)が、大会前から異様な盛り上がりを見せている。
ツアー6勝で、2002年の全英オープンで2位タイに入ったことでも知られるトーマス・レベ(仏)が、ツイッターで「もし僕のフォロワーが100万人を超えたら、次に自分が出るイギリスのトーナメントでレディガガとしてプレーする」とつぶやいたからだ。
このニュースに世界中の人々が反応。一部のニュースサイトでは、44歳のレベと派手な衣装に身を包むレディガガの写真が並べて掲載されているほどだ。残念ながらフォロワーはまだ6,000人にも満たないが、コースはこの話題で持ちきりだ。
先週行われた同ツアーのフラッグシップ大会、BMW PGA選手権は世界ランクNo.1争いで盛り上がったが、今週は主だった選手が米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメント(現地時間5月31日〜6月2日/オハイオ州、ミュアフィールド・ビレッジGC)に参戦しているため静かなはずだった今大会。だが、レベのつぶやきで一気に盛り上がりを見せている。
一方、ライダーカップ欧州チーム主将のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)が参戦することで、名誉をかけた欧米決戦出場を見据える選手たちには緊張感が漂っている。9月に控えた2年に1度の大会のチーム入りが確定していない選手たちは、主将推薦を意識しながらプレーすることになる。