米女子ツアーQTファイナル 有村、上原は6位タイ好発進!
更新日:2012/11/29 12:22
掲載日:2012/11/29 10:07
有村智恵、上原彩子の2人が来季の米女子ツアー参戦に向けて好スタートを切った。
来季の同ツアー出場権を争うクォリファイング・トーナメント(QT)ファイナルステージ第1ラウンドが現地時間28日、ツアーの本拠地フロリダ州、LPGAインターナショナルGCのレジェンズC(以下L)、チャンピオンズC(以下C)の2つを舞台に行われ、2人はレジェンズCをプレー。揃って2アンダー70で回り、首位に2打差の6位タイにつけた。
有村は3バーディ、1ボギー。今季は日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯で公式戦初優勝を飾り、国内女子ツアー通算13勝を挙げている実力者が、ツアーの終盤戦を犠牲にして乗り込んできているだけに当然といえば当然だが、できればトップでQT突破といきたいところだ。
5日間、90ホール終了後、20位までに入れば来季の米ツアーにフル参戦できる。有村はしっかりと目標を見据え、1打1打に集中している。
一方の上原も落ち着いたプレーぶりでやはり3バーディ、1ボギー。トライアスロンで鍛えた肉体は長丁場にも十分耐えられるはず。こちらも国内ツアー3勝の実力者とあって、マイペースでプレーを続けている。
その他の日本勢では、金子絢香(C)がイーブンパー72で24位タイとまずまずの位置につけているが、片平光紀(L)は1オーバー73で40位タイ、野村敏京(C)は2オーバー74で55位タイと出遅れた。
首位は4アンダー68でカトリーン・イーキー(米/C)、キム・ウェルチ(米/C)、モリヤ・ジュタヌガーン(タイ/L)の3人が並んでいる。