ドーピング違反なしと判断されたV.シンが欠場!
更新日:2013/05/02 11:23
掲載日:2013/05/02 11:17
ビジェイ・シン(フィジー)が腰痛を理由に現地時間2日から開幕する米男子ツアーのウェルズファーゴ選手権(ノースカロライナ州、クエールハローC)出場を取りやめた。
今季に入って使用していた鹿角のスプレーに筋肉増強作用があるホルモン『IGF-1』が含まれていたため“これはドーピングにあたるのでは?”と報じられたシン。選手本人も使用を認めたため、ツアー機構はこれについて検討を続けていた。しかし今回世界反ドーピング機関(WADA)に確認をとったところ「スプレーの使用は禁止されていない」という回答が30日に出たため、シンの行為は違反ではないという結論でこの問題については幕を閉じている。
そんな最中に開幕する大会だけに注目が集まっていたが、今回は出場回避したようだ。シンは問題が表面化して以来試合には出場していたが、この件については一度コメントを出しただけ。欠場で違反なしと認められたことへの話が聞けるのはもう少し先になりそうだ。