7人が首位に並ぶ大混戦 R.マキロイ復活の狼煙!
ローリー・マキロイ(北アイルランド)が3年前に大逆転優勝を飾った思い出の大会で復活の狼煙を上げた。
米男子ツアーのウェルズファーゴ選手権が現地時間2日、ノースカロライナ州、クエールハローCを舞台に開幕。朝のうち小雨が降るウェットなコンディションでスタートした第1ラウンドは、5アンダー67の1位タイに7人がひしめく大混戦となった。
注目のマキロイは4連続を含む7バーディ(2ボギー)を奪って5アンダー67をマーク。ニック・ワトニー(米)、ライアン・ムーア(米)、ロバート・ギャリガス(米)、デレク・アーンスト(米)、ダニエル・サマーヘイズ(米)に加え、マンデー予選から本戦に進出したネイト・スミス(米)と並び首位タイグループの一角を担った。
「ショットが良かったのでチャンスを量産することが出来た。グリーンが濡れて距離は長く感じたけれど、それでもボールはよく転がったので、そのアドバンテージを活かせた」と、今季初Vを狙うマキロイ。25位タイに終わったマスターズ以来の登場となったが、次週に迫った米男子ツアーの“準メジャー”ザ・プレーヤーズ選手権(現地時間5月9〜12日/フロリダ州、TPCソーグラス)に弾みをつけるためにも、ようやく噛み合い始めたショットとパットを武器に今大会で結果を出しておきたいところだ。
その他上位陣は、1打差の8位タイにフィル・ミケルソン(米)、ブー・ウィークリー(米)、ザック・ジョンソン(米)、ルーカス・グローバー(米)、ケビン・ストリールマン(米)ら実力者が並ぶ展開。
一方、2週間ぶりの出場となる石川遼は1バーディ、2ボギーの1オーバー73とスコアを伸ばせず、72位タイからのスタートとなった。「コースが長くてタフなのでなかなかチャンスを作れなかった。パー5で(バーディを)獲れなかったのが痛かった」と悔やみながらも「明日は14番や15番のチャンスホールできっちり獲っていければ3〜4アンダーは出せると思う」と前向きに抱負を語った。