横峯2位タイで最終日へ　92試合連続予選通過の新記録樹立！

　国内女子ツアー今季第9戦のサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントは4日、千葉県の鶴舞カントリー倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を行い、首位タイからスタートした横峯さくらは4アンダー68にスコアをまとめ、通算8アンダー2位タイの上位で予選を突破。92試合連続予選通過のツアー新記録を打ち立てた。単独首位はコースレコードに並ぶ7アンダー65（8バーディ、1ボギー）と爆発をした全美貞（韓）となっている。

　前週のフジサンケイレディスクラシックで同ツアー通算50勝を誇る永久シード選手、不動裕理の持つ91試合連続予選通過の記録に並んでいた横峯。今大会はプレッシャーの中でのラウンドとなるが、「（記録は）あくまで通過点」と挑んだ大会初日をトップタイで終えると、2日目も持ち前の安定感のあるゴルフを披露した。

　この日は1番でいきなりボギーを叩く苦しいスタート。しかし直後の2番でバーディを奪い返すと、8番をバーディとして1アンダーで折り返す。後半に入ると11番、12番で連続バーディ、さらに勝負どころの17番で5つ目のバーディを奪って2日連続の4アンダー68。昨季賞金女王である全にトップの座を譲ったが、それでも通算8アンダーは2打差の2位タイと、新記録樹立に華を添える逆転Vに向け好位置で最終日を迎える。

　その他上位陣は、横峯と並ぶ2位タイに原江里菜、通算6アンダー4位タイに茂木宏美、若林舞衣子がつけ、通算5アンダー6位タイに北田瑠衣、櫻井有希、イ・ナリ（韓）の3人が続く展開。今季から米ツアーに参戦している上原彩子は通算4アンダー9位タイ、今季2勝目を狙う森田理香子は1オーバー73とスコアを崩し、通算2アンダー14位タイに後退した。また、初日やや出遅れた服部真夕は通算イーブンパー27位タイ、金田久美子は通算1オーバー31位タイで予選を突破している。

　一方、諸見里しのぶは後半に3つのバーディを奪ってイーブンパー72でプレーするも、惜しくもカットラインに1打及ばず55位タイ（通算4オーバー）で決勝ラウンド進出を逃した。斉藤愛璃は通算6オーバー74位タイ、笠りつ子も通算7オーバー80位タイの下位で予選落ちを喫している。