茂木、森田、佐伯が同組に! 高額賞金をつかむのは果たして!?
賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,160万円と公式戦並みの高額賞金をかけた激戦が幕を開ける。
国内女子ツアーのほけんの窓口レディースが福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースを舞台に17日より開幕する。昨季まで行われていたフンドーキンレディスが新スポンサーを迎えての最初の大会となるが、舞台となるのはこれまでと同じ福岡カンツリー倶楽部 和白コースだ。アップダウンがあり、戦略性が求められるコースで高額賞金獲得を目指してトッププレーヤーたちがぶつかり合う。
注目は、シーズン最初の公式戦だった前週のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで優勝争いを繰り広げた茂木宏美、森田理香子、佐伯三貴が一緒に回るペアリングか。飛距離もあり今季好調な森田、佐伯を相手に36歳のベテラン茂木が正確性を重視するゴルフに専念して逆転優勝した前週大会。その姿は経験とコースマネジメント、自分のプレーを貫くことが大切であるというゴルフの面白さを改めて見せつけるものだった。また、敗れはしたものの、目下賞金ランキングトップを走る佐伯、2位につける森田は好調をキープしており、今週もこの3人を中心にトーナメントは進んでいきそうだ。
もうひとつ玄人好みの組み合わせが、永久シード選手の不動裕理と、実力がありながら今季は結果が出せずに苦しんでいる服部真夕、服部と同じ岡本綾子門下生の若林舞衣子の組。それぞれの技をじっくりと見るのも楽しいかもしれない。
他にも、復活優勝で自信を取り戻した横峯さくらや、今季初優勝を経験したした比嘉真美子、堀奈津佳らを含め、ランキング上位選手が揃ってエントリー。ほけんの窓口グループと所属契約を結んだ三塚優子、城間絵梨の2人はホステスプロとして出場する。また、開幕戦以来の出場となる上田桃子、今季国内ツアー6戦目の上原彩子の米女子ツアーを主戦場にする2人の参戦も決まっている。
尚、ディフェンディング・チャンピオンの朴仁妃(韓)は、前週痛めた右手が完治せず、無念の欠場となった。