松山がメジャー獲りへ好発進! 首位と1打差2位タイ
国内男子ツアーの今季公式戦初戦、日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯が16日、千葉県の総武カントリークラブ 総武コースを舞台に開幕。プロ転向後初のメジャー大会に挑んだ松山英樹は4アンダー67の好スコアをマークして、首位と1打差の2位タイと好発進を切った。単独首位は5アンダー66で回った呉阿順(中)、今大会のホストプロ池田勇太は1オーバー72の33位タイとなっている。
この日インスタートの松山は、13番でセカンドをピン手前1メートルにつけるナイスショットを披露し幸先よくバーディを奪うと、17番でも1打伸ばして2アンダーで折り返す。後半3番パー3ではティーショットがグリーン奥のラフに外れたが、約15ヤードのアプローチをそのままカップに放り込みチップインバーディに成功する。8番でも第1打をラフに入れたものの、最後は下りのラインを決めてバーディを奪取し4アンダー67。今大会でプロ4戦目となる松山が勝てば、昨季の日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hillsをプロ5戦目で制した藤本佳則を抜き、日本勢最速(1985年のツアー制度施行後)のメジャーチャンピオンとなる。明日以降も松山から目が離せない。
2009年にツアー初優勝を挙げた思い出の大会で復活といきたい池田は、14番でイーグルを奪うも、この日5ボギー(2バーディ)を叩き、藤田寛之らと並ぶ1オーバー72の33位タイで初日の競技を終えた。
その他上位陣では、松山と並ぶ2位タイに深堀圭一郎ら、3アンダー68の6位タイに武藤俊憲、宮里優作。松山と同組で回った前戦Vの松村道央は、藤本らと並び2アンダー69の8位タイと今週も優勝を狙える位置につけている。
一方、こちらも松山と同組でラウンドしたディフェンディング・チャンピオンの谷口徹は2バーディ、5ボギーの3オーバー74で61位タイと出遅れている。