D.ウォルドルフ、シニア初Vなるか?
昨年シニア入りしたダフィ・ウォルドルフ(米)が米チャンピオンズツアー初Vに向け快調にスコアを伸ばしている。
同ツアーのプリンシパル・チャリティ・クラシックは現地時間1日、アイオワ州のワコンダCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位タイからスタートしたウォルドルフがノーボギーの5バーディをマークし、通算8アンダーで混戦を抜け出し単独トップに立った。
ウォルドルフはレギュラーツアー時代4勝を挙げているが、昨年の後半から参戦しているチャンピオンズツアーではまだ勝星がない。それでも今季すでにベスト10入り3回を数え、あとは初優勝を待つばかり。最終日もこのまま好調なプレーを持続し金星を射止めたい。
3アンダー69がベストスコアだった初日とは打って変わり、バーディ合戦の様相を呈したこの日。8バーディを量産したバート・ブライアント(米)が64の好スコアで通算7アンダーとし、前日の38位タイから2位タイに急浮上すれば、ジェイ・ドン・ブレイク(米)もノーボギーの6アンダー66を叩き出し、ブライアンと同じ2位タイにジャンプアップ。
その他上位陣は、この日5アンダー67をマークしたラス・コクラン(米/通算6アンダー)が単独4位につけ、初日46位タイと出遅れたピーター・シニア(豪)がこの日だけで7つスコアを伸ばし、通算5アンダー5位タイへ順位を上げる一方で、首位タイ発進のトム・レーマン(米)は2アンダー70とスコアを伸ばし切れず通算5アンダー5位タイに後退している。
また目下賞金ランク1位のベルンハルト・ランガー(独)も5バーディを奪いながらボギーを4個、ダブルボギーを2個叩いて3オーバー75の乱調。通算3オーバーは27ランクダウンの53位タイに後退。初日5位タイのエステバン・トレド(メキシコ)もスコアを4つ落とし、通算2オーバー47位タイに急降下している。