H.イングリッシュ単独首位! P.ミケルソンが56ランクアップ
ツアー2年目のハリス・イングリッシュ(米)が念願のツアー初Vに向け、単独トップに立った。
全米オープン(現地時間13〜16日/ペンシルベニア州、メリオンGC)を次週に控え、最高峰メジャーの前哨戦と位置づけられている米男子ツアーのフェデックス・セントジュード・クラシックは現地時間7日、テネシー州のTPCサウスウインドを舞台に第2ラウンドの競技を終了。今季の自己ベストタイ、6アンダー64をマークしたイングリッシュが通算10アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位のショーン・ステファニー(米)に2打差をつけ単独首位に躍り出た。
風が吹くことで知られるTPCサウスウインドだが、初日に続きこの日も微風と絶好のスコアリングコンディションに恵まれた。そんな中、初日のトーナメントリーダーのひとり、イングリッシュは5番パー4でフェアウェイからの第2打を直接カップインさせてイーグルを奪うなど快調なプレーを披露。「ここのところのハードワークが報われてきた。とにかくトップを目指して頑張るしかない」とツアー初優勝に意欲を見せた。
また初日78位タイと大きく出遅れたフィル・ミケルソン(米)が挽回。チップインバーディあり、絶妙なパーセーブありとショートゲームが冴え4バーディ、1ボギーの3アンダー67にスコアをまとめ、前日より56ランクアップの通算2アンダー22位タイに浮上して、次週の全米オープンに向け徐々に調子を上げつつある。
その他上位陣は通算5アンダー3位タイにポール・ヘイリーII(米)、スコット・スターリングス(米)、通算4アンダー5位タイにデービス・ラブIII(米)、グレン・デイ(米)の他、米女子ツアーで活躍中のレクシーを妹に持つ、ニコラス・トンプソン(米)らがつけている。ディフェンディング・チャンピオンのダスティン・ジョンソン(米)は通算3アンダー10位タイ。
日本勢唯一出場の今田竜二は3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー71で回ったが、通算3オーバーはカットラインに2打及ばず88位タイで予選落ちを喫した。