全英目指す比嘉が首位タイに浮上! 森田も急上昇
国内女子ツアー今季第15戦、サントリーレディスオープンゴルフトーナメントは14日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日首位に3打差の4位タイと好位置につけた比嘉真美子が2つスコアを伸ばして首位タイに浮上した。
1番スタートの比嘉は、6番までをパープレーで凌ぐと、7番、8番で連続バーディ。後半は14番でボギーを叩くも、17番で1打取り返し、通算7アンダーでリーダーボードの最上段に躍り出た。今大会上位進出で8月に開催される全英リコー女子オープン(現地時間8月1〜4日/スコットランド、セントアンドリュース オールドC)出場が決まる比嘉だが、予選ラウンドを終えてシーズン3勝目も狙える位置につけている。
また、前日45位タイと出遅れた森田理香子が会心のゴルフでリーダーボードを駆け上がった。出だしの1番でいきなりボギーを叩いた森田だが、2番からの3連続バーディをきっかけに、5番パー5ではイーグルを奪い、前半を4アンダーで折り返す。後半もスタートホールこそ躓いたものの、12番、13番、15番と要所でバーディを奪い、この日のベストスコアとなる6アンダー66をマーク。通算5アンダーまでスコアを伸ばし、首位と2打差の4位タイまで浮上した。
その他主な上位陣では、比嘉と並ぶ首位に日本ツアー初優勝を目指すリ・エスド(韓)、飯島茜の2人。2打差の4位タイグループに森田のほか、初日単独首位の成田美寿々、藤田幸希、金田久美子らが名を連ねた。さらに通算4アンダー9位タイにアン・ソンジュ(韓)、笠りつ子らが続き、通算3アンダー16位タイに木戸愛、李知姫(韓)、通算2アンダー18位タイに不動裕理らがつけている。
予選通過が危ぶまれていた横峯さくらは、終盤に2つバーディを奪って通算2オーバー48位タイで予選を突破。連続予選通過記録を『97』に伸ばし、全英への切符を手にしている。一方、賞金ランキング7位で全英出場には上位進出が絶対条件だった堀奈津佳は、通算6オーバー86位タイで無念の予選落ちとなった。