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I.パーク、Wタイトル獲得! ビッグ3が躍動した米女子ツアー

更新日:2013/11/26 13:31
I.パーク、Wタイトル獲得! ビッグ3が躍動した米女子ツアー
賞金女王とプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得したI.パーク。(写真提供:AP/アフロ)

 

 2013年の米女子ツアーは現地時間24日、メジャー3勝を挙げたインビー・パーク(韓)の圧倒的な強さが目立ったまま幕を閉じた。だが、終盤戦はスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、ステイシー・ルイス(米)のライバル2人が必死で食い下がり“ビッグ3”と呼ばれる存在となったことで盛り上がりを見せた。

 プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)は303ポイントを獲得したパークが後続に大差をつけて戴冠。ポイントの高いメジャー大会での3勝が効いたのは間違いなく、シーズン最終戦を前に決着をつけた。最終的に2位のピーターセン(258ポイント)とは45ポイント差。ピーターセンとルイス(220ポイント)は38ポイント差だった。

 賞金女王争いは、優勝賞金が70万ドル(約7,000万円)と高額な最終戦まで持ち越され、ビッグ3にそれぞれ可能性が残されていたが、ここでもしっかり5位に入ったパークが今季の獲得賞金を245万6,619ドル(約2億5,000万円)として圧勝。ダブルタイトルを手にした。ピーターセンは最終戦29位タイとふるわず、獲得賞金229万6,106ドル(約2億3,000万円)で2位に終わった。ルイスも最終戦6位タイと健闘したが及ばず賞金ランク3位(193万8,868ドル/約2億円)でシーズンを終えた。

 勝利数では、パークが6勝、ピーターセンが4勝、ルイスが3勝とやはりパークがもっとも勝っている。だが、最も実力が証明されると言われる平均ストローク数では、69.484のルイスが1位でベア・トロフィを獲得。米国勢では1994年のベス・ダニエル(米)以来となった。2位は69.696のピーターセン、パークは69.869で3位に終わっているのも興味深い。

 一方、激戦となったのがルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)争いだ。国内女子ツアーからルーキーとして挑んだ上原彩子も、最終戦で勝てば可能性が残されていたが、25位タイに終わり409ポイントで3位。シーズン前半に活躍したモリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が最終戦で480ポイントとし、キャロライン・マッソン(独)との接戦を1ポイント差という僅差で制し、タイトルを獲得した。

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