米女子ツアー、来季は4試合増の32試合に!
インビー・パーク(韓)がプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)と賞金女王タイトルを獲得し、前週のCMEグループ・タイトルホルダーズで幕を下ろした米女子ツアーだが、それと前後して来季のスケジュールが発表された。
試合数は今季の「28」から「32」に増加。米国内での大会も18試合から21試合となり、賞金総額も4,880万ドル(約49億8,250万円)から5,630万ドル(約57億4,820万円)へと増額された。2011年には試合数が「23」まで減ったことを思えば、現コミッショナーのマイケル・ワン氏の手腕が評価される。また、注目すべき点としては、テレビ中継のある試合が27試合から32試合に増え、その90%がライブになるという。
開幕戦は現地時間2014年(以下略)1月23日からのピュアシルク・バハマLPGAクラシック(バハマ)でここから豪州、タイ、シンガポールと転戦し、米本土初戦は3月20日からのLPGAファウンダーズカップ(アリゾナ州)となる。メジャーは今季と同じでクラフト・ナビスコ選手権(4月3〜6日/カリフォルニア州)、全米女子オープン(6月19〜22日/ノースカロライナ州)、全英リコー女子オープン(7月10〜13日/英国)、ウェグマンズLPGA選手権(8月14〜17日/ニューヨーク州)、エビアン選手権(9月11〜14日/フランス)の5試合。最終戦もCMEグループ・タイトルホルダーズ(11月20〜23日/フロリダ州)と変わらない。
新規大会が4つ増える他に特筆すべきは、7月に8か国による国別対抗戦『ザ・インターナショナル・クラウン』(24〜27日/メリーランド州)だ。個人戦ではないために32試合にはカウントされないが、米国、日本、豪州、韓国、台湾、スウェーデン、スペイン、タイの8か国で争われる興味深い大会となる。時期的にはメジャーの狭間での開催となるだけに、どんな選手がプレーして、どんな戦いを繰り広げるのか興味深い。