ツアー4勝のG.ブウラー単独首位発進 日本勢は出遅れ…
更新日:2013/11/29 11:48
掲載日:2013/11/29 11:40
ガガンジート・ブウラー(インド)が大詰めを迎えたアジアンツアーを引っ張っている。
アジアンツアーのインドネシアオープンは現地時間28日、インドネシアのパンタイ・インダー・カプクを舞台に第1ラウンドの競技を終了。終盤の5連続バーディを含む7バーディ(ノーボギー)を量産したブウラーが7アンダー64のラウンドで、2位タイのアンソニー・カン(米)、ジュン・キョン・モー(韓)ら6人に2打差をつけて単独首位に立った。
「1番のティーショットを打った時、良いスコアが出ると思った。ショットがすごく良かったからね。一度パットが入り始めたら本当に良いスコアが出た」と笑うツアー通算4勝のブウラー。前週はインド代表としてワールドカップに出場したが、団体戦26位、個人戦60位といずれも最下位の屈辱を味わった。「先週は全然上手くいかなかった。でもショットは悪くなかったので自分に怒ってはいないんだ。ショートゲームだけが問題だったんだけど、今日はそれが良くなった」と会心のラウンドを振り返った。
アジアでの復活優勝を狙う全米オープン2勝のレティーフ・グーセン(南ア)は、1オーバー72の59位タイと巻き返しが必要なスタートとなってしまった。日本勢2人は、中里光之介が2オーバー73の78位タイ、市原弘大が8オーバー79で132位タイといずれも大きく出遅れている。
その他の主な選手では、トンチャイ・ジェイディ(インド)が4アンダー67の8位タイ、アレックス・チェイカ(独)が2アンダー69の22位タイ。現在賞金ランキング2位のスコット・ヘンド(豪)は、1アンダー70の30位タイで初日の競技を終えている。