さくら逆転女王ピンチ、大乱調で20位タイ後退 森田は12位タイ
更新日:2013/11/29 15:40
掲載日:2013/11/29 15:18
逆転での賞金女王を狙う横峯さくらが危機に瀕している。
国内女子ツアー今季最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは29日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位と5打差の14位タイから出た横峯は、後半にスコアを崩し通算6オーバー20位タイに後退した。
逆転賞金女王になるには単独8位以上に入るのが最低条件(この場合森田が単独15位以下)の横峯はスコアを伸ばしたいこの日、前半を1バーディ、1ボギーで耐えイーブンパーで折り返す。しかし後半に大失速。10番でボギーを叩くと、15番でもボギー、上がり2ホールでも連続ボギーを喫して4オーバー76の大乱調で順位を落とした。
現段階で逆転女王のボーダーラインとなる7位タイとは6打差。しかも賞金ランキング首位の森田理香子は通算3オーバー12位タイと横峯よりも上位につけており、2009年以来となる自身2度目の女王タイトルへ早くも暗雲が立ち込めている。
上位陣は、大山志保が通算4アンダーで単独首位。1打差の2位タイにディフェンディング・チャンピオンのイ・ボミ(韓)、アン・ソンジュ(韓)、イ・ナリ(韓)がつけている。大会2日目を終えてアンダーパーは通算2アンダー5位タイの吉田弓美子、テレサ・ルー(台)を含めて6人と非常に厳しい戦いが続いている。