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宮里が首位タイ発進! 4連覇狙う藤田はまさかの最下位…

更新日:2013/12/05 19:49
宮里が首位タイ発進! 4連覇狙う藤田はまさかの最下位…

 

 宮里優作がシーズン最後の戦いで躍動している。

 国内男子ツアーのゴルフ日本シリーズJTカップは5日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。前人未到の大会4連覇に期待がかかる藤田寛之が5オーバー75を叩いてまさかの最下位(28位タイ)に低迷する中、ツアー初優勝を狙う宮里が4アンダー66をマークして近藤共弘、藤本佳則と並び首位に立った。

 この日の宮里は、4番でボギーを先行させたが、6番でバーディを取り返すと、後半一気に爆発。10番のバーディをきっかけに12番、14番、17番でバーディを奪いリーダーボードの最上段を奪った。特に後半はほとんどのホールで1パット(バックナインは11パット)と宮里らしい小技を生かしたゴルフを見せた。

 2003年のプロ転向時から初優勝は時間の問題といわれながら、なかなか優勝出来ていない宮里。しかし今年はツアー競技ではないものの九州オープンでプロ初優勝を果たしており、本人も「(勝ち癖がつけば)ツアーの優勝につながっていくと思う」と燃えている。果たして今シーズン最後の大会で悲願のツアー初優勝となるだろうか。

 上位陣は、1打差の4位タイに2週前に行われたワールドカップ日本代表の谷原秀人ら4人、さらに1打差の単独8位に9月のANAオープン優勝後10戦に出場して6戦でトップ10と好調をキープしている小田孔明がつけている。1アンダー69で回った片山晋呉は、薗田峻輔、小平智らと並び9位タイ。イーブンパー70の15位タイには、前週松山英樹(今大会欠場)と優勝争いを演じた選手会長の池田勇太、川村昌弘、金亨成(韓)が続く。

 一方、ディフェンディング・チャンピオンの藤田はイーブンパーで迎えた8番でダブルボギーを叩くと、後半も1ダブルボギー、1ボギーとスコアを崩し、まさかの最下位に沈んでいる。

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