石川『68』で43人ごぼう抜き! 川村好位置キープ
初日70位タイと出遅れていた石川遼が43人をごぼう抜きしてリーダーボードを駆け上がった。
アジアンツアーのタイランドゴルフ選手権(タイ、アマタスプリングCC)は現地時間13日に第2ラウンドの競技を行い、この日5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマークした石川が通算2アンダーで27位タイにジャンプアップ。初日35パットとグリーン上で苦しんだが2日目は27パット。好調のショットにパットが噛み合い悪い流れを断ち切った。
一方、初日10位タイと好発進を切った川村昌弘は4バーディ、2ボギーの2アンダー70とスコアを伸ばして通算5アンダー11位タイで日本勢最高位をキープ。今年国内男子ツアーで初優勝を飾っている20歳の決勝ラウンドでの戦いぶりが益々楽しみになってきた。
また、河野祐輝も60台(69)をマークして通算3アンダーで前日の39位タイから18位タイに順位を上げ、アジアの常連・小林正則も4アンダー68の好スコアで通算1アンダー。初日の92位タイから40位タイで無事予選をクリアした。しかし、片岡大育と塚田好宣は通算2オーバー68位タイとカットラインにわずか1打足りずに決勝ラウンド進出を逃している。
上位はこの日7アンダー65と爆発したセルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算11アンダーでジャスティン・ローズ(英)と共に首位の座を分け合い、初日のトーナメントリーダー、アレックス・チェイカ(独)、アレクサンダー・レヴィ(仏)、アニルバン・ラヒリ(インド)が通算9アンダー3位タイに続いている。
その他の注目選手は、リッキー・ファウラー(米)が通算8アンダー単独6位。通算7アンダー7位タイにヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がつけ、ブッバ・ワトソン(米)が通算4アンダー15位タイ、チャール・シュワーツェル(南ア)が通算3アンダー18位タイ。ジョン・デイリー(米)も小林らと共に通算1アンダー40位タイで予選をクリアしている。