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常夏のハワイを制するのは!? 日本勢も7人がエントリー

更新日:2014/01/09 12:30
常夏のハワイを制するのは!? 日本勢も7人がエントリー

 

 米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイが現地時間9日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に幕を開ける。

 例年と違い、すでに昨年のうちにシーズンは開幕しているが、トッププレーヤーの一部が出場しての本格的な戦いはここから。中でも、昨年末に地元で強さを見せつけた世界ランキングNo.2のアダム・スコット(豪)は気合十分で乗り込んできている。

 昨年末は母国のナショナルオープンを始めとするトーナメントに出場したため十分に休養をとっておらず、今大会終了後に6週間のオフをとることを宣言したスコット。今後はWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権(2月19〜23日/アリゾナ州、ザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテン)にも出場せず、マスターズ連覇に向けてじっくりと調整するつもりだ。落ち着いたオフを過ごすためにも必勝態勢で臨んでくるに違いない。

 また、昨年のツアー優勝者30名が集結した前週のヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズで勝ったザック・ジョンソン(米)も2007年に続く2度目のマスターズ制覇を視野に入れ、2週連続優勝を目論んでいる。惜しくもジョンソンに敗れたものの、いきなり単独2位に入った昨季の新人王ジョーダン・スピース(米)も元気いっぱいだ。昨年の全米プロゴルフ選手権覇者ジェイソン・ダフナー(米)、ビジェイ・シン(フィジー)、レティーフ・グーセン(南ア)らメジャー優勝者も顔を揃える。また、昨年下部のウェブ・ドットコム・ツアーから“昇格”した初戦でいきなり優勝して、注目を浴びたラッセル・ヘンリー(米)も連覇を狙っており、常夏のハワイにはいきなり激戦の気配が漂う。

 日本勢も米ツアー2年目を迎え、飛躍を誓う石川遼を始めとする7人がエントリー。昨季の国内男子ツアー賞金王で今季から米ツアーに主戦場を移す松山英樹は左母指手根中手関節炎がまだ完治していないためプロアマ戦の後に欠場を表明したが、今田竜二、池田勇太、宮里優作、谷原秀人、武藤俊憲、川村昌弘が参戦し、1983年の青木功以来の優勝を狙う。

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