L.ウーストハウゼン、首位タイに! M.マナセロも急浮上
連覇を狙うルイス・ウーストハウゼン(南ア)がトップタイに躍り出る中、20歳のマッテオ・マナセロ(伊)もリーダーボードを駆け上がった。
欧州ツアー精鋭36名のみに出場が許されるボルボ・ゴルフ・チャンピオンズは現地時間10日、南アフリカのダーバンCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日単独2位の好発進を切ったウーストハウゼンが3アンダー69にスコアをまとめ、通算7アンダーでトミー・フリートウッド(英)、ヨースト・ルーテン(オランダ)の2人と首位の座を分け合った。
またこの日7バーディ(1ダブルボギー)を量産したマナセロが、初日の17位タイから通算5アンダー単独5位の好位置に浮上。優勝を狙えるポジションをしっかりとキープした。首位の3人に1打差の単独4位にビクトル・ドゥブイソン(仏)がつけ、通算4アンダー6位タイに前日のトーナメントリーダー、ラファエル・ジャクリン(仏)と45歳のベテラン、ダレン・クラーク(北アイルランド)が並んでいる。
ウーストハウゼンやマナセロといった人気選手が期待通りの活躍をする中、この日もっとも注目を集めたのがトップタイに浮上したルーテン。10番パー5で残り248ヤードを直接カップに沈め「生涯初」のアルバトロスを達成したからだ。
「ドライバーがフェアウェイのど真ん中に飛んで、2打目は4番アイアンでグリーンの手前に落として奥のピンに向かって転がし上げるイメージだった。それが全く自分が思い描いた通りの弾道でカップに吸い込まれたんだから最高」と、ホールインワンより難しいと言われるアルバトロスにご満悦だったルーテン。この勢いを最終日までキープ出来るかどうかが勝負の鍵になる。
その他の注目選手はパドレイ・ハリントン(アイルランド)が通算2アンダー11位タイ、チャール・シュワーツェル(南ア)が通算1アンダー15位タイ、コリン・モンゴメリー(スコットランド)が通算イーブンパー17位タイにそれぞれつけている。