世界ランキング B.ワトソン4位浮上! 松山26位キープ
2年ぶり2度目のマスターズ優勝に涙を流したバッバ・ワトソン(米)が米国時間14日発表の最新世界ランキングで12位から4位へとジャンプアップした。
史上最年少でグリーンジャケットに袖を通すことを狙った20歳のジョーダン・スピース(米)と、スウェーデン人初の大会制覇に挑んだジョナス・ブリクスト(スウェーデン)の2人に3打差をつけ、2012年に続く大会2勝目を飾ったワトソンは、同ランクNo.1のタイガー・ウッズ(米/8.87ポイント)に1.57ポイント差まで迫っており、今後も王座を目指して邁進する。
1997年にタイガーがマークした21歳3か月14日の大会最年少V記録を塗り替えることはかなわなかったスピースだが、2位タイに入り同ランク13位から9位に浮上。やはり2位タイで存在感を示したブリクストも56位から33位に大きく順位を上げている。
同大会4位に入った50歳のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は40位から32位に躍進。5位タイの2人もマット・クーチャー(米)が同ランク7位から6位に、リッキー・ファウラー(米)が39位から35位へとランクアップした。
マスターズ2勝で現在は米チャンピオンズツアーで活躍するベルンハルト・ランガー(独)も8位タイとなって同ランク919位から386位へとジャンプアップしている。
同ランクNo.1のタイガーが大会を欠場したことで結果次第ではアダム・スコット(豪)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)にNo.1となる可能性があったが、いずれも14位タイで終戦。タイガーの1位は変わらず、スコットの2位、ステンソンの3位も変わっていない。
マスターズ初日に「80」の大叩きを演じて予選落ちした松山英樹は同ランク26位をキープ。その他日本勢は石川遼も78位のまま。小田孔明は89位から87位にジワリと順位を上げている。