野村、4差9位タイ浮上! ダブル宮里は予選落ち…
首位と1打差の単独4位から米ツアー初優勝を狙った上原彩子だが、2日目はなんとか踏ん張るだけで終わってしまった。
米女子ツアーのシーズン第8戦 LPGAロッテ選手権は現地時間17日、ハワイ州のコオリナGCを舞台に第2ラウンドの競技を行い、この日グリーン上で苦しんだ上原は1バーディ、3ボギーとスコアを崩し通算1アンダー20位タイに後退。首位との差を7ストロークにまで広げられ初優勝が遠のいた。
代わって優勝戦線に浮上したのが野村敏京だ。26位タイからスタートすると1番のパー5で幸先の良いバーディ発進。5番パー5でもバーディを奪って2アンダーで折り返す。バックナインに入ってからも11番、12番、14番とバーディを重ねて5アンダー67をマーク。首位と4打差の通算4アンダー9位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
一方でダブル宮里は揃って予選を通過することが出来なかった。40位タイからスタートした宮里藍は、1バーディ、4ボギーの3オーバー75と巻き返すどころか、スコアを落として通算5オーバー78位タイ。93位タイから予選通過を狙った宮里美香も必死に踏ん張ったが、最終18番でダブルボギーを叩いて通算9オーバー122位タイ。日本のダブルエースが予選ラウンドで姿を消す波乱の展開となっている。
上位は、この日8アンダー64を叩き出し、通算8アンダーとしたアンジェラ・スタンフォード(米)が単独首位に立ち、地元ハワイ出身のミッシェル・ウィー(米)も絶好調のショットを武器にノーボギーの5アンダー67で回って通算7アンダー単独2位に浮上。さらに1打遅れてロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のインビー・パーク(韓)、前日トップのキム・ヒョージュ(韓)&リュウ・ソヨン(韓)、クリスティー・カー(米)が追走している。もうひとりの初日トップだった朴セリ(韓)は、通算5アンダーで7位タイに後退している。