15歳のアマチュア勝が史上最年少優勝! アマVは4人目の快挙
更新日:2014/04/20 18:37
掲載日:2014/04/20 16:59
国内女子ツアーのシーズン第7戦 KKT杯バンテリンレディスオープンは20日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を行い、この日2位タイからスタートしたアマチュアの勝みなみ(鹿児島高1年)が4アンダー68をマーク。通算11アンダーまでスコアを伸ばし、15歳293日でツアー史上最年少優勝を果たした。
これまでのツアー最年少記録は、2012年のサントリーレディスオープンゴルフトーナメントでキム・ヒョージュ(韓)が記録した16歳332日で、勝はこれを1年以上も更新したかたち。アマチュアでのツアーVは、清元登子(1973年トヨトミレディス)、宮里藍(2003年ミヤギテレビ杯)、前述のキム・ヒョージュに次ぐ史上4人目の快挙だった。
この日1打差の2位タイから出た勝は、2番でバーディを奪って首位に並ぶと、上位陣が強風に苦しんでスコアを伸ばせずにいる中、前半さらにひとつバーディを重ねて2アンダーでハーフターン。バックナインでも13番までにスコアを3つ伸ばして後続を突き放した。14番ボギーの後はパープレーが続き、イ・ボミ(韓)に1打差まで詰め寄られたが、最終18番でバンカーからのリカバリーショットを見事に寄せて逃げ切った。
上位は、1打差の単独2位にイ・ボミ。通算7アンダー単独3位に李知姫(韓)、通算6アンダー6位タイに原江里菜、テレサ・ルー(台)の2人が入っている。前日のトーナメントリーダー、福田真未は3連続を含む4ボギー(1バーディ)を喫して自滅。成田美寿々と並び通算5アンダー6位タイにとどまった。
また、今季国内初参戦の有村智恵は4オーバー76とスコアを落とし、通算2オーバー23位タイで終戦している。