タイガーのチャリティイベントに新シリーズ登場!
現地時間22日、タイガー・ウッズ(米)が名門コースを舞台にアマチュアのチャリティイベントシリーズを立ち上げたことが明らかになった。
タイガーが主宰するタイガー・ウッズ・ファウンデーション(基金/以下、TWF)が、『タイガー・ウッズ・チャリティ・プレーオフス』という名のイベントを発表。これはアマチュアゴルファーたちが5か月に渡って8つのコースでプレーし、年末にフロリダ州オーランドで決勝大会が行われるというものだ。
1人につき500ドル(約5万円)のエントリーフィーを払った2人1組のチームがそれぞれのコースでプレー。上位のチームが決勝に進み、エントリーフィーはすべてチャリティとなる。ファイナルは12月の1〜2日の2日間行われ、決勝進出者はウォルトディズニーワールドリゾートの高級ホテルに宿泊し、タイガーの参加するプライベートエキシビションに参加できる。さらに、世界のトッププレーヤーたちが集結するオフ恒例のチャリティイベント、ワールド・チャレンジでクラブハウスに入れる権利も手にすることができる。
予選大会は5月27日にラスベガスのカスカタ(ネバダ州)で幕を開けるが、他のコースも名門揃いだ。コングレッショナルCC(6月2日/メリーランド州)、メリオンGC(6月9日/ペンシルベニア州)、トランプナショナルGC(7月21日/ニューヨーク州)、シャーウッドCC(9月15日/カリフォルニア州)、ペリカンヒルGC(9月22日/カリフォルニア州)、イニスブルック・リゾート(10月13日/フロリダ州)、マイオピアハントC(10月16日/マサチューセッツ州)と、そうそうたるラインナップ。昨季全米オープンの舞台となったメリオンGCには、すでに31人がエントリーしており、ゴルフ好きなアマチュアにとっては魅力的なイベントであることがよくわかる。
TWFは、すでに7つのラーニングセンターと、亡き父の名前を冠したアール・ウッズ・スカラシップ・プログラムという奨学基金を持っている。クイックン・ローンズ・ナショナル(6月26〜29日/メリーランド州コングレッショナルCC)とドイツ銀行選手権(8月29日〜9月1日)という2つの米ツアー競技をはじめ、年末のワールド・チャレンジ、タイガー・ウッズ招待という4つのゴルフのイベントと、タイガー・ジャムと呼ばれるラスベガスでのポーカー&コンサートのチャリティイベントを行っている。
今回のシリーズイベントも、タイガーでなければ出来ない大がかりなもので、チャリティに対する強い思いが伝わって来る。腰痛でツアーを離れ、マスターズ欠場も余儀なくされたタイガーだが、ニュースを常に発信しているあたり、さすがにスーパースターだ。