石川2年ぶりVならず… 金亨成、今季初優勝を圧勝で飾る
更新日:2014/05/04 17:28
掲載日:2014/05/04 17:25
国内男子ツアーの中日クラウンズは4日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2012年の三井住友VISA太平洋マスターズ以来となるツアー通算11勝目を狙った石川遼だが、最終日は2オーバー72とスコアを崩して2年ぶりVを逃している。
首位と3打差から出た石川は、6番までスコアカード通りの我慢のゴルフを見せるも、7番パー3でダブルボギーを叩いて後退。9番でバーディを奪ってサンデーバック9のチャージを期待させたが、後半1バーディ、2ボギーとスコアを落とし通算4アンダー5位タイで終戦。最終日に驚異の『58』をマークした2010年以来の大会2勝目はならなかった。
優勝は2日目からトップを走る金亨成(韓)で通算11アンダー。石川がダブルボギーを喫した7番パー3でバーディを先行させると、後半も1つスコアを伸ばして2アンダー68でラウンドし、今季初、ツアー通算3勝目を後続に4打差をつける圧勝で飾っている。
その他上位陣は、通算7アンダー単独2位にI・J・ジャン(韓)。通算6アンダー単独3位に今野康晴、通算5アンダー単独4位に岩田寛がつけ、石川と同じ通算4アンダー5位タイに小田孔明とブラッド・ケネディ(豪)が入った。
また、2週前の国内開幕戦を制した宮里優作はイーブンパー70とスコアを伸ばせず、近藤共弘、重永亜斗夢と並び通算イーブンパー14位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの松村道央は6オーバー76の大叩きで片山晋呉、藤本佳則と同じ通算1オーバー19位タイで4日間の競技を終えている。