P.リード単独トップ ノ・スンヨル『66』でV戦線浮上
更新日:2014/06/29 09:13
掲載日:2014/06/29 09:07
今季3勝目を狙うパトリック・リード(米)が単独トップの座をキープした。
およそ3か月ぶりに復帰戦を戦ったタイガー・ウッズ(米)が予選で姿を消した米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナルは現地時間28日、メリーランド州のコングレッショナルCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。上位のスコアが伸び悩む中、前日首位タイに浮上したリードが3バーディ、3ボギーのイーブンパー71に手堅くまとめ、通算6アンダーで単独トップに立った。
今季すでに2勝を挙げ、23歳にしてツアー通算3勝を挙げているリード。これまでの3勝はすべて54ホール終了時点でトップに立っての逃げ切りV。タイガーが築いた不敗神話の跡を継ぐべく最終日はタイガーばりの赤いシャツ、黒のパンツで登場し優勝をさらってきたが、果たして今週ハットトリック(シーズン3勝目)なるのだろうか?
一方、この日40位タイからスタートしたノ・スンヨル(韓)が大躍進。6バーディ、1ボギーの5アンダー66をマークして通算4アンダー2位タイに急浮上し、最終日はリードとともに最終組を回ることに相成った。先月23歳になったばかりのノは今年4月のチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズで念願のツアー初優勝を飾っている。リードとの同世代対決に競り勝ち、シーズン2勝目を挙げられるか注目だ。
その他、ノと並ぶ2位タイにフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)、マーク・リーシュマン(豪)がつけ、全米オープンチャンピオンのジャスティン・ローズ(英)が通算3アンダーでブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)、ベン・マーティン(米)らと並ぶ5位タイから、虎視眈々と今季初Vを狙っている。
尚、今大会に日本勢は出場していない。