B.ハーレーIII首位守るもA.カブレラ『64』で肉薄
更新日:2014/07/06 09:02
掲載日:2014/07/06 08:40
初優勝を狙う伏兵にメジャーチャンピオンが猛烈なプレッシャーをかけている。
米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックは現地時間5日、ウェストバージニア州のザ・オールド・ホワイトTPCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日『63』をマークし単独トップに浮上したビリー・ハーレーIII(米)が3アンダー67にスコアをまとめ、通算12アンダーでツアー初Vに王手をかけた。
淡々としたプレーでこの日は初優勝のプレッシャーを感じさせなかったハーレーIII。しかし後続には実力者がひたひたと迫っている。特にメジャー2勝のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)がこの日は7バーディ(1ボギー)の猛攻で6アンダー64と爆発。通算10アンダーでハーレーIIIに2打差の単独2位に浮上した。コンスタントに上位に食い込むわけではないが、伸るか反るか一発のあるカブレラはハーレーIIIにとって恐い存在になりそうだ。
その他上位陣は、通算9アンダー単独3位にケビン・チャペル(米)、通算8アンダー4位タイに47歳のスティーブ・ストリッカー(米)、復調の兆しが見えているカミロ・ビジェガス(コロンビア)、マイケル・トンプソン(米)、ジョー・デュラント(米)らがつける展開。
一方、チャージが期待されたバッバ・ワトソン(米)は通算6アンダー12位タイ止まり。ディフェンディング・チャンピオンのジョナス・ブリクスト(スウェーデン)は通算5アンダーでキーガン・ブラッドリー(米)らと並び19位タイと連覇は難しい状況に陥った。
尚、今大会に日本勢は出場していない。