松山57位タイで終戦、優勝はC.カーク
米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦 ドイツ銀行選手権は現地時間1日、マサチューセッツ州のTPCボストンで最終ラウンドを行い、松山英樹は3オーバー74で回り通算イーブンパーで57位タイだった。クリス・カーク(米)が通算15アンダーでツアー通算3勝目を飾った。
前半を1バーディ、1ボギーで折り返した松山は、後半に入ると失速。10番から3連続ボギーを叩き、14番もボギーとし一気にスコアを落とした。18番パー5は2オンに成功してバーディフィニッシュしたが、この日は2バーディ、5ボギー。前日の34位タイから57位タイまで順位を下げて4日間を終えた。
この大会を終えた時点のフェデックスカップ・ポイントランキングは30位。上位70人が出場できる第3戦 BMW選手権(4〜7日/コロラド州チェリーヒルズCC)でのプレーは決まっているが、上位30人のみ参加できる最終戦のツアー選手権(11〜14日/ジョージア州イースト・レイクGC)進出は、次週の結果次第となっている。
優勝争いは混戦模様となったが、3位タイでスタートしたカークが、5バーディ、ノーボギーの5アンダー66でラウンドし通算15アンダー。1打差で追う最終組のビリー・ホースヘル(米)が最終18番で2オンを狙ったが、ミスショットとなりグリーン手前のブッシュに入れたことでカークに追いつくことができず、このままカークが逃げ切った。
ホースヘル、ジェフ・オギルビー(豪)、そして前日トップのラッセル・ヘンリー(米)が通算13アンダーで2位タイ、ローリー・マキロイ(北アイルランド)は1アンダー70と平凡なスコアに終わり通算11アンダーで5位タイだった。
また、予選落ちしている石川遼はフェデックスカップ・ポイントランク72位。第3戦出場がなくなり、この大会でシーズンを終えることになった。