1,000万ドル争奪戦が佳境に! 松山は最終戦進出なるか!?
更新日:2014/09/04 11:24
掲載日:2014/09/04 10:52
米男子ツアーのBMW選手権は現地時間4日、コロラド州のチェリーヒルズCCを舞台に開幕。プレーオフシリーズ(全4戦)第3戦の今大会は、フェデックスカップ・ポイントランキング70位までの選手のみが出場を許されるトーナメントだ。
年間王者(ポイントランクトップ)に与えられる特別ボーナス1,000万ドル(約10億円)をかけたバトルも残り2戦。現時点でトップは前週の第2戦 ドイツ銀行選手権を制したクリス・カーク(米)。世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド/同2位)、第1戦 ザ・バークレイズを制したハンター・メイハン(米/同3位)も有力候補だ。
日本からは松山英樹が参戦。前週予選落ちに終わり、あと一歩のところで第3戦進出を逃した盟友石川遼の想いも背負い今大会に臨む。松山の現在のポイントランキングは最終戦 ツアー選手権(11〜14日/ジョージア州イースト・レイクGC)進出ぎりぎりの30位。最終戦出場を確実なものとするためにも上位進出を目指したい。
その松山にとってプラスに働きそうなのが同コースでのプレー経験。2012年の全米アマチュアゴルフ選手権では早々に脱落したものの、1度コースでプレーしている経験は大きい。プレーオフシリーズ終盤戦にも関わらず、大会前に発表されたパワーランキング(優勝予想)では20番手にランクインしており、現地での注目度も高いようだ。
昨季大会は4日目が荒天サスペンデットとなり決着は月曜日に。3打差単独4位から出たザック・ジョンソン(米)が『65』の猛チャージをかけて逆転勝利を手にしている。1,000万ドル争奪バトルで一歩抜け出すのは果たして?