R.マキロイ暫定首位タイスタート!
米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦 BMW選手権は現地時間4日、コロラド州のチェリーヒルズCCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったが、雷雲が近づいたためプレー途中でサスペンデッドとなった。そんな中、世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が3アンダー67で、ゲーリー・ウッドランド(米)、ジョーダン・スピース(米)とともに暫定首位タイ発進を切っている。
インスタートのマキロイは12番、17番でバーディを奪い前半を2アンダーで折り返すと、1番から3連続バーディ。6番までに5アンダーとしトーナメントをリードした。その後は7番、8番でボギーを叩いたが、3アンダー67でホールアウト。初日から暫定トップタイに立ち、今季4勝目に向け上々の滑り出しを見せた。
5番ではバンカー越えの前上がりの深いラフからピンまで約22メートルを残したサードショットを約2.5メートルに寄せパーセーブ。世界最強ゴルファーらしく、ピンチになっても落ち着いたプレーでギャラリーを魅了した。
また、フェデックスカップ・ポイントランキング9位で出場したスピースも好スタートを見せた。この日は6バーディ、3ボギーの3アンダー67でラウンド。196ヤードの12番パー3では右サイドのラフからロブショットで寄せ、ライダーカップ米国チーム代表らしい高いアプローチスキルを見せた。11月20日から始まる国内ツアーのダンロップフェニックストーナメント(宮崎県、フェニックスカントリークラブ)への参戦も決まっており、2日目以降のプレーも注目される。
セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン/17ホール終了)らが2アンダーで暫定4位タイ。松山英樹、ジャスティン・ローズ(英)、カミロ・ビジェガス(コロンビア/17ホール終了)らが1アンダーで暫定13位タイにつけた。前週のドイツ銀行選手権を制したクリス・カーク(米)は1オーバー71でホールアウトし暫定29位タイで初日の競技を終えている。