20歳の鈴木が初V王手! 上位に実力者ひしめく大混戦
更新日:2014/09/13 16:59
掲載日:2014/09/13 16:49
国内女子ツアーの今季公式戦第2戦 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯は13日、兵庫県の美奈木ゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。単独首位から出た鈴木愛が苦しみながらも通算4アンダーでトップを守り、公式戦という大舞台でツアー初優勝に王手をかけている。
前日2位以下を4打引き離した鈴木だが、この日は2番、3番でダブルボギーを叩くなど前半に4つスコアを落とす。それでも後半は勝負どころの15番、16番で連続バーディを奪う意地を見せ、3バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの3オーバー75にとどめて単独トップをキープ。明日の最終日、後続にビッグネームが集う中で20歳の新鋭がどんなプレーを見せてくれるか注目だ。
1打差の2位タイにつけたのは上田桃子と大江香織。8位タイからスタートした上田は4番パー3でボギーが先行する苦しいスタートとなるが、そこから5つのバーディ(1ボギー)を奪って3アンダー69。3年ぶりVを飾った先月のCAT Ladiesに次ぐ今季2勝目へ絶好のポジションを確保した。
その他上位陣は、賞金ランク3位の成田美寿々、同4位の申ジエ(韓)らが通算2アンダー4位タイにつけ、通算1アンダー単独7位に穴井詩。また、大山志保が通算イーブンパー8位タイ、原江里菜が通算1オーバー12位タイ、渡邉彩香、菊地絵理香、笠りつ子が通算2オーバー14位タイと、逆転が狙える位置に実力者がひしめいている。
一方、賞金ランクトップで、ディフェンディング・チャンピオンでもあるイ・ボミ(韓)は一身上の都合で大会を棄権している。