世界ランクトップのS.ルイスが首位タイ発進! 上原4位タイ
米女子ツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックは現地時間18日、アラバマ州のRTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ステイシー・ルイス(米)とM.J.ハー(韓)が8アンダー64をマークしてトップで並んだ。
賞金ランキングとレース・トゥ・CMEグローブで首位を走るルイスが今季4勝目に向け最高のスタートを切った。この日は前半で3つスコアを伸ばすと、後半は最終6ホールで5つのバーディを奪う快進撃。上がり3ホールは連続バーディと最高の締めくくりを見せ、首位タイに立った。
この大会はナビスターLPGAクラシックだった2012年に優勝した相性の良いトーナメント。その時は通算18アンダーまでスコアを伸ばしたが、今年も初日を終えて8アンダーとビッグスコアを叩き出した。世界ランキングNo.1プレーヤーのルイスが得意の舞台でどこまでスコアを伸ばすのか注目される。
また、ここ2試合好プレーを続けているハーも会心のゴルフを見せた。インスタートのこの日は10番でバーディ発進すると、13番、15番、17番もバーディでハーフターン。後半に入っても勢いは衰えず、さらに4つのバーディを奪取した。終わってみれば8バーディ、ノーボギーと完璧な内容で8アンダー64を記録。ポートランド・クラシックで9位タイ、前週のメジャー最終戦エビアン選手権で3位タイとなっているが、米国に戻ったこの大会でも好調をキープしている。
その他上位は、ルーキーのポーラ・レト(南ア)が7アンダー65で単独3位、日本の上原彩子が6アンダー66で4位タイにつけた。上原以外の日本勢は、宮里美香が4アンダー68で12位タイと健闘。野村敏京がイーブンパー72で62位タイ、宮里藍は1オーバー73で75位タイ、有村智恵は3オーバー75の94位タイと出遅れている。