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3連覇に向け欧州チームが好発進! 2ポイントのリードで2日目へ

更新日:2014/09/27 12:10
3連覇に向け欧州チームが好発進! 2ポイントのリードで2日目へ
初日に2勝を挙げたJ.ローズ&H.ステンソン組。(写真提供:Getty Images)

 

 2年に1度、アメリカとヨーロッパが名誉と威信をかけて激突するライダーカップが、現地時間26日にスコットランドのグレンイーグルスを舞台に開幕。フォーボールとフォーサムのマッチプレー8試合(勝ち:1ポイント、引き分け:0.5ポイント、負け:0ポイント)が行われた初日を終えて、欧州チームが5.0対3.0と2ポイントのリードを奪った。

 初日の午前中に行われたのは、2人のうち良いほうのスコアを採用するフォーボール形式でのマッチプレー。注目された21歳ジョーダン・スピース&24歳パトリック・リードの米国若手コンビが、1敗1分とビハインドで迎えた第3マッチで、イアン・ポルター(英)とスティーブン・ギャラハー(スコットランド)を相手に11番までに6アップを奪うなど、5アンド4で快勝。さらに午前中最後の登場となった、フィル・ミケルソン&キーガン・ブラッドリー対ローリー・マキロイ(北アイルランド)&セルヒオ・ガルシア(スペイン)の両チームエース同士のマッチアップは、競った展開となったが最終18番でバーディをマークした米国チームが1アップで制し、1ポイントのリードを奪った。

 1つのボールを2人が交互にプレーするフォーサム形式でのプレーとなった午後は、大会2連覇中の欧州チームが逆襲。1番手として登場したジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)&リー・ウェストウッド(英)のコンビが2アップで制して同点に追いつくと、続くジャスティン・ローズ(英)&ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)も勝利し、通算ポイントで逆転する。マキロイ&ガルシアのエースコンビは引き分けで初日を1敗1分で終えるが、最終マッチのビクトル・ドゥブイソン(仏)&グラエム・マクドウェル(北アイルランド)のコンビがミケルソン&ブラッドリーのペアを終始リードしながら3アンド2で破る金星。午後を3勝1分けとした欧州チームが3連覇に向けて好スタートを切った。

 2日目も初日同様、午前にフォーボール4マッチ、午後フォーサム4マッチが行われるが、3大会ぶりのカップ奪還に燃えている米国チームは、なんとか巻き返しを図りたいところ。中でもスピース&リードの若手コンビは、トーマス・ビヨーン(デンマーク)&マーティン・カイマー(独)のペアと午前中に対戦することが決まっており、期待が集まる。最終日にシングルス12マッチを行い、計28.0ポイント中14.5ポイント以上を奪ったチームに栄冠が贈られるが、今年はどんなドラマが見られるだろうか。

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