M.プレッセルが首位スタート! さくら&S.ルイスは8位タイ
三重県の近鉄賢島カンツリークラブを舞台に、日米両ツアー共催のミズノクラシックが華々しく開幕。7日に行われた第1ラウンドでは、モーガン・プレッセル(米)がノーボギーの5アンダー67をマーク。2位タイのローラ・デービース(英)とチェラ・チョイ(韓)に1打差をつけ、リーダーボードの最上段に立った。
2打差の4位タイに香妻琴乃、ポーナノン・ファトラム(タイ)、イルヒー・リー(韓)、李美香(韓)の4人が続き、2アンダー70の8位タイに米ツアー常駐組の上原彩子と野村敏京に加え、横峯さくら、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2でホステスプロのステーシー・ルイス(米)、カリー・ウェブ(豪)らがつけている。
大会過去2勝の上田桃子が開幕前日に棄権を表明。優勝候補が1人消えた中で、日本勢は横峯が好発進を切った。この日は出だしの6ホールをスコアカード通りのプレーでまとめる静かな立ち上がりだったが、485ヤードの短いパー5で初バーディを奪うと、そこから3連続バーディをマーク。バックナインは1バーディ、2ボギーと一歩後退したものの、全体のスコアが伸び悩んだ初日に安定したプレーを披露した。
「ゴルフともっと向き合いたいという気持ちが強くなり、主人と話して決めた」米ツアーのファイナルQT(予選会)挑戦。それでも今大会に勝てば無条件でツアー参戦権を獲得出来るとあって「優勝することが出来たらQT免除になるので、優勝したい」と横峯は貪欲な気持ちで第2ラウンドに挑む。
その他、2008、10年大会覇者の申ジエ(韓)が、賞金ランキング2位のイ・ボミ(韓)や鈴木愛らと並んで1アンダー71の16位タイ。昨季国内ツアー賞金女王の森田理香子は、1イーグル、3バーディ、4ボギー、1トリプルボギーと出入りの激しい内容で4オーバー76と乱れ、大山志保、渡邉彩香らと同じ66位タイと下位スタートになった。
果たしてタイトルレースの行方を左右する短期決戦を制し、歓喜の涙を流すのは誰だ?