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R.アレンビーがハワイで誘拐事件に…「生きていることを幸せに思う」

更新日:2015/02/03 18:30
R.アレンビーがハワイで誘拐事件に…「生きていることを幸せに思う」

 

 ジミー・ウォーカー(米)の連覇で、大盛況のうちに幕を閉じた米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイだが、その裏ではとんでもなく恐ろしいことが起こっていた。実は、同ツアー通算4勝のロバート・アレンビー(豪)が、ハワイ州ホノルルのワインバーで誘拐事件に遭っていたというのだ。

 事件が起きたのは現地時間16日。同大会予選落ちに終わっていたアレンビーは、キャディを含めた3人とその夜バーで酒を酌み交わしていたが、1人になったタイミングで4人組の暴漢が強襲。野球バットで殴られた後、車で連れまわされるなどした同選手は、財布、カード等を奪われた挙句、近くの公園に放置されているところを発見された。

「非現実的な、映画の中で起こるような出来事が自分の身に起こるということがどんなことかわかるだろうか。今、生きていることを幸せに思う」「私はまだ震えるほど怖い。現実的でないことが現実に起こり、本当に驚愕している」と、文章を通じ、事件当時の恐怖を振り返ったアレンビー。

 現在では、観光地として毎年多くのツーリストが訪れる“楽園”ハワイで起きた、信じられないような事件。アレンビーの命に別状がなかったことは不幸中の幸いだが、同地を訪れるゴルファーやアスリートはもちろんのこと、観光客にとっても、今後はより一層の注意を喚起する出来事となった。

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