川村、14位タイ好発進 マスターズ目指す小田は40位タイ
欧州&アジアン両ツアー共催のトゥルー・タイランド・クラシックが現地時間12日、タイのブラックマウンテンGCを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。川村昌弘が4アンダー68をマークし、14位タイ発進となった。
川村はインスタートの11番でボギーを叩くも、直後の12番でしっかりとリカバリーに成功。イーブンパーで折り返した後半出だしの1番から連続バーディを奪取した。さらに6番、8番でもスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギーの4アンダー68でラウンド。首位と4打差の14位タイとまずまずの位置で初日を終えた。
一方、昨季国内ツアー賞金王の小田孔明は、12番までに1オーバーと苦しい展開となったが、15番から3連続バーディを奪い、5バーディ、3ボギーの2アンダー70で40位タイにつけた。目標とするマスターズ(4月9〜12日/ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)出場のためには、3月30日時点で世界ランク50位に入る必要あり、今大会は結果が求められる。2日目以降の上位進出に期待だ。
8アンダー64で単独トップに立ったのは、北アイルランドのマイケル・ホーイ。前後半で4つずつのバーディを奪うと、18ホールをノーボギーでラウンドした。13日に36歳の誕生日を迎えるホーイは「最初の11ホールは、ほとんど風がなかった。早い時間にスタートしたことがアドバンテージになったね」と好スコアの要因を分析。残り3日間もこの順位をキープし、自身へ最高のプレゼントを贈ることができるだろうか。
7アンダー65の2位タイには、カルロス・ピゲム(スペイン)ら3人。シブ・カプール(インド)が6アンダー66で単独5位につけている。ツアー21勝のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は、5アンダー67で6位タイ。前週優勝のアニルバン・ラヒリ(インド)は、前半に4つのバーディを奪い、3アンダー69でトーマス・ビヨーン(デンマーク)らと並び、20位タイとなっている。