M.A.ヒメネスが単独首位に! 川村後退も小田と共に決勝R進出
欧州&アジアン両ツアー共催のトゥルー・タイランド・クラシックは現地時間13日、タイのブラックマウンテンGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日14位タイとまずまずのスタートを切った川村昌弘は、イーブンパー72に終わり、通算4アンダー35位タイに順位を下げたものの、今週は余裕を持って予選を通過。もう一人の日本勢、昨季国内ツアー賞金王の小田孔明も決勝ラウンド進出を決めている。
一気に上位との差を詰めたい川村は、序盤の2番、4番でバーディを奪ったものの、7番からの7ホールで3ボギーを叩いて後退。15番で1つスコアを取り返したが、第2ラウンドは3バーディ、3ボギーのイーブンパーに終わった。一方の小田は、ベテランらしい安定したゴルフで1アンダー71をマークし、通算3アンダー48位タイ。それでも混戦模様となっているだけに、まだまだ2人共に上位進出は十分可能だ。
2日間を終えて単独首位に立ったのは、ツアー21勝のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)。3打差6位タイにつけていた51歳は、この日7バーディ(1ボギー)を奪う快進撃を見せ、通算11アンダーでリーダーボードの最上段をゲットした。昨年米チャンピオンズツアーデビュー、1月末のシニア初戦でも優勝を飾ったヒメネスだが、レギュラーツアーでも未だ健在。決勝ラウンドでは昨年5月の母国オープン以来となるツアーVを狙う。
以下上位陣は、通算10アンダー単独2位にキラデク・アフィバーンラト(タイ)、通算9アンダー3位タイにトンチャイ・ジェイディ(タイ)、スコット・ヘンド(豪)、リチャード・リー(カナダ)が並ぶ展開。前日トップのマイケル・ホーイ(北アイルランド)はスコアを伸ばせず、通算8アンダー6位タイに後退した。一方、前週優勝のアニルバン・ラヒリ(インド)は、小田と並ぶ48位タイにつけている。