松山、今季4度目のTOP5入り! J.ハーンがPO制し初V
米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープンは現地時間22日、カリフォルニア州のリビエラCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹が通算5アンダーまでスコアを伸ばし、トップと1打差の4位タイで4日間を終えた。
前日のラウンドではバックナインで失速し首位と7打差の19位タイで終えた松山だが、この日はスタートの1番をバーディとすると、6番からは連続バーディをマークし、前半を2アンダーで折り返す。後半、多くの選手が苦しんでいる出だしの10番をしっかりとパーで切り抜けると、11番パー5でスコアを伸ばし、リーダーボードを駆け上がる。14番はボギーとするも、上がり2ホールを連続バーディで締めて、6バーディ、2ボギーの4アンダー67でホールアウトとなった。
惜しくもプレーオフには1打届かなかったものの、今季4度目となるトップ5フィニッシュを達成。2週後にはWGC-キャデラック選手権(3月5日〜8日/フロリダ州トランプ・ナショナル・ドラル)、さらに4月にはマスターズ(4月9日〜12日/ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)とビッグトーナメントが近づいているだけに、好調なシーズンを過ごす松山への期待は高まる。まずは次週開催のザ・ホンダ・クラシック(26日〜3月1日/フロリダ州PGAナショナル)で今季初勝利を目指す。
優勝争いは72ホールを終了し、通算6アンダーで並んだジェームス・ハーン(米)、ダスティン・ジョンソン(米)、ポール・ケイシー(英)によるプレーオフへ。2ホール目でジョンソンとハーンがバーディを奪うも、ケイシーはパーとしてしまい脱落。3ホール目は14番パー3で行われたが、2打目でカップを捉えられなかったジョンソンに対し、ハーンがバーディパットを沈めて決着。ツアー本格参戦3年目にして、悲願の初優勝を達成した。
その他上位は、今季米ツアー初参戦となったセルヒオ・ガルシア(スペイン)やジョーダン・スピース(米)らが松山と同じ4位タイ。この日単独トップからスタートしたレティーフ・グーセン(南ア)は4オーバー75と崩れ、通算4アンダーの8位タイとなった。
連覇を狙ったバッバ・ワトソン(米)は、通算2アンダーでジム・フューリック(米)らと並び14位タイで大会を終えている。