昨年は罠にはまって惜敗… R.マキロイが新シーズン米初登場!
更新日:2015/02/26 20:31
掲載日:2015/02/25 10:00
前週までの西海岸から一路東海岸へ。米男子ツアーはここから“フロリダスイング”と呼ばれる同州を舞台とした4試合に突入する。その初戦を飾るのが、現地時間26日からPGAナショナルで行われるザ・ホンダ・クラシックだ。
同大会攻略のカギは、やはり15番、16番、17番ホールからなる難関『ベアーズトラップ』。設計者ジャック・ニクラウス自身が「ここで勝敗が決まる」と笑みを浮かべる3ホールは、勝敗を分けるキーポイントとなってくる。
昨年はローリー・マキロイ(北アイルランド)がこの罠に。トップで迎えた最終日の16番で痛恨のダブルボギーを叩き、4人プレーオフへ飲み込まれると、最後はラッセル・ヘンリー(米)に優勝をさらわれる形となってしまった。
そのマキロイが新シーズンの米ツアー初戦に、この大会を選んだのは偶然ではないだろう。同トーナメントは2012年に優勝して、自身初の世界ランキングNo.1に輝くきっかけとなった思い出の大会ということもある。
今年はすでにドバイ(欧州)で初Vを飾るなど、好スタートを切ったマキロイは今大会でも優勝候補筆頭だ。果たして昨年の悪夢のような記憶を振り払い、再びPGAナショナルに素晴らしい思い出を築くことが出来るか?
その他、ジャスティン・ローズ(英)、リー・ウェストウッド(英)、マーティン・カイマー(独)といった実力派がエントリー。日本勢は松山英樹が体調を考慮して出場を見送ったものの、石川遼は参戦予定となっている。