昨年は劇的結末 3週連続VがかかるL.コ 日本勢は野村が出場
更新日:2015/03/04 22:34
掲載日:2015/03/04 09:34
米女子ツアーのHSBC女子チャンピオンズは現地時間5日に開幕。“アジアのメジャー”と称され、選ばれし63名のみが出場を許されるチャンピオンの中のチャンピオンを決める大会は、今年もシンガポールのセントーサGC ザ・セラポンCを舞台に、4日間のスケジュールで開催される。
昨年はポーラ・クリーマー(米)とアサハラ・ムニョス(スペイン)がプレーオフへ。グリーン上をほぼ直角に曲がる難しい超ロングパットが、まるで意志を持ったかのようにカップに吸い込まれた瞬間、2010年の全米女子オープン以来勝利に見放されていたクリーマーの10勝目が決まった。
今年もクリーマーは連覇を狙ってエントリー。その他、13年大会覇者ステイシー・ルイス(米)、リディア・コ(ニュージーランド)、インビー・パーク(韓)といったロレックスランキング(女子世界ランキング)上位勢がこぞって出場を表明しているが、中でも注目は最年少女王コだ。
2週前のオーストラリアン女子オープンでシーズン初勝利を挙げたコは、前週母国で開催されたニュージーランド女子オープン(欧州女子ツアー)で後続に4ストロークの大差をつけて2週連続優勝を達成。現在もっとも波に乗っているのは誰もが認めるところで、3週連続Vも十分あり得る。
また、今週は日本勢として野村敏京が参戦。前週のホンダLPGAタイランドでは「パットの道が全部見えて、すごく楽なゴルフだった」と振り返った最終日に『64』のビッグスコアを記録して今季初のトップ20(通算8アンダー13位タイ)フィニッシュを果たしており、今大会でも期待出来そうだ。