手嶋ら5人が首位に並ぶ I.ポールターは1打差の6位タイ
国内男子ツアーの新規大会「ISPSハンダグローバルカップ」が25日、山梨県のヴィンテージゴルフ倶楽部を舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。今季2勝目を狙う手嶋多一ら5人が5アンダー66の好スコアをマークし、イアン・ポールター(英)ら海外のスター選手を押しのけて首位に並んだ。
手嶋のほか、広田悟、矢野東、金亨成(韓)、金庚泰(韓)が「66」でホールアウト。1打差の6位タイには、欧州ツアーなどで活躍するトーマス・アイケン(南ア)やポールター、河井博大らが並んだ。今大会の目玉選手であるポールターはイーブンパーで迎えた後半に2連続を含む4バーディ(ノーボギー)でスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギーの4アンダー67のラウンドとなった。
3アンダー68の11位タイにはホストプロの宮里聖志や藤本佳則らが続く。13年の全米プロ王者ジェイソン・ダフナー(米)は2アンダー69で小平智らと23位タイに入った。前半12番でボギーを先行させたダフナーだが、フロントナインで2アンダーまで伸ばしてハーフターン。後半も2番、4番と立ち上がりからボギーを叩いたが、そこから6番、9番のバーディで取り戻し、5バーディ、3ボギーでホールアウトしている。
2011年マスターズ覇者のチャール・シュワーツェル(南ア)は、全米オープン帰りの薗田峻輔、ホストプロ谷原秀人らと1アンダー70の33位タイに入った。同じく全米オープンから帰国参戦の藤田寛之は、4番のダブルボギーなどで後半に3つスコアを落とし、イーブンパー71のラウンドで宮里優作、池田勇太らと並ぶ58位タイにつけている。
そのほか、米ツアー1勝の今田竜二や横田真一、高山忠洋は3オーバー74で113位タイ。今季1勝の片岡大育は4オーバー75と崩れ、片山晋呉、近藤共弘らとともに128位タイに沈んでいる。