B.ランガーが首位タイ浮上! 1打差に10人ひしめく混戦模様に
更新日:2015/06/28 09:17
掲載日:2015/06/28 08:59
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、全米シニアオープンは現地時間27日、カリフォルニア州のデルパソカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。7位タイから出たベルンハルト・ランガー(独)が通算5アンダー首位タイに浮上した一方、同じく7位タイスタートの室田淳は通算1オーバー26位タイに後退した。
出だし1番から幸先よくバーディを奪った室田だったが、その後の5番でこの日最初のボギーを叩くと、7番、9番でも1つずつスコアを落として2オーバーで前半を折り返す。巻き返しを狙った後半では終盤までパーを並べる我慢の展開が続けるも、上がり2ホールで痛恨の連続ボギー。1バーディ、5ボギーの4オーバー74と大きくスコアを落として、この日の競技を終えている。
今季2勝目を狙うランガーはイーブンパーで前半を終えると、迎えた11番から3連続バーディを奪取。最終18番で一歩後退したものの、4バーディ、2ボギーの2アンダー68でホールアウトし、ジェフ・マガート(米)とともに首位を分け合った。
昨季覇者コリン・モンゴメリー(スコットランド)はイーブンパー70のラウンドで通算4アンダー3位タイ。そのほか3位タイには、この日トップタイから出たトム・ワトソン(米)や2009年王者のフレッド・ファンク(米)など、モンゴメリーを含めて8人が並び、1打差に10人がひしめく混戦模様で最終日に突入することとなった。
そのほか、20位タイからスタートした倉本昌弘は5オーバー75と大きく崩れ、3オーバー73で回った井戸木鴻樹とともに通算4オーバー42位タイに後退している。