タイガーが首位タイで週末へ! B.スネデカーは「61」で猛追
米男子ツアーのレギュラーシーズン今季最終戦、ウィンダム選手権が現地時間21日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCを舞台に、第2ラウンドの競技を終了。7位タイから出たタイガー・ウッズ(米)が通算11アンダーにスコアを伸ばし、首位タイで決勝ラウンドに駒を進めた。
プレーオフシリーズ進出に最低でも単独2位以上の結果が必要なタイガーは、出だし1番からいきなりボギーを叩くも、3番パー3でティーショットをピンそば約2メートルに寄せてスコアを戻すと、そこから5番パー5をバーディとするなど1アンダーで前半を折り返す。
迎えた後半は10番パー4でグリーンまで3打を要しながらパーセーブに成功すると、12番からは連続バーディを奪取。さらに15番パー5は2オンから約3メートルを沈めてイーグルとし、1イーグル、5バーディ、2ボギーの5アンダー65でトム・ホージ(米)とリーダーボードのトップを分け合った。
トップと1打差の3位タイにはチャド・キャンベル(米)とデービス・ラブIII(米)の2人が入り、さらに1打差の5位タイにはこの日大会記録タイの「61」をマークしたブラント・スネデカー(米)ら6人が続いた。パワーランキング(優勝予想)1位のスネデカーは、3連続を含む計9バーディの猛チャージで103位タイからジャンプアップを果たしている。
フェデックスカップ・ポイントランキング149位のマーティン・カイマー(独)はこの日2つ伸ばして通算8アンダー11位タイ。優勝予想2位のブルックス・ケプカ(米)は通算6アンダー22位タイにつけている。そのほか、ルーク・ドナルド(英)は通算5アンダー32位タイで予選ラウンドを通過。石川遼も通算3アンダー52位タイで決勝ラウンドに滑り込んだ。一方、松山英樹は通算2アンダーにスコアを落とし、2日間で大会を終えている。