入れ替え戦控える岩田、初の王座防衛戦へ 池田は雪辱なるか
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2015/09/02 09:51
国内男子ツアーのフジサンケイクラシックが3日、山梨県の富士桜カントリー倶楽部を舞台に開幕。昨季大会で悲願のツアー初優勝を果たした岩田寛が連覇を狙う。
昨季は最終日をトップと2打差で迎えた岩田が5アンダー66の好スコアで逆転優勝。プロデビュー11年にして待望のトロフィを掲げた。初の王座防衛に挑む今大会は7月の長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ以来となる今季2勝目を狙うとともに、来週から開催される米下部のウェブ・ドットコム・ツアーファイナル(入れ替え戦)に向けて弾みのつく結果を残したいところだ。
今大会には前週からの連勝を目指す池田勇太や現在賞金ランキングトップの金庚泰(韓)といった多くの強豪も参戦。2012年大会で金との優勝争いの末に1打差2位に終わった池田は、昨季も単独首位で最終日を迎えながら11番まさかのトリプルボギーなどで「73」を叩き、再びあと一歩のところで勝利を逃した。「何が何でも勝ちたい試合」という今大会でリベンジを果たすことは出来るだろうか。
その他注目選手は2年連続賞金王を狙う小田孔明、昨季賞金ランク2位の藤田寛之や同じく賞金ランク上位進出を目論む片岡大育、手嶋多一といった実力者たち。優勝賞金2,200万円を勝ち取り、シーズン後半へ勢いをつけるのは一体誰になるのか。