武藤が決勝で大会ホスト片山を下し優勝! 賞金7,000万円を獲得
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2015/09/13 16:46
国内ツアー28勝を誇る片山晋呉がホストを務める「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」が13日、北海道の恵庭カントリー倶楽部を舞台に最終日の競技を終了。決勝で片山を破った武藤俊憲が優勝を飾った。
片山は準決勝で22歳の今平周吾と対戦。5番までに2アップのリードを奪うと、直後の6番、7番を落としはしたものの、前半最後の9番パー5をものにして1アップでバックナインへ。すると後半は一度も追い付かれることなく最終18番を迎えると、このホールを奪取して2アップでの勝利となった。
準決勝のもう1試合では、同学年対決となった武藤と近藤共弘が激突。こちらは一進一退の両者譲らない展開が続いたものの、武藤が1ダウンで迎えた16番から2ホールを連取。逆転で奪ったリードを最終ホールも守り切り、1アップで決勝進出を決めた。
そして迎えた決勝戦。武藤はいきなり1番からの3ホールを落とし、3ダウンとリードを奪われる苦しい展開となったが、4番を奪い、2ダウンで迎えた6番からお返しとばかりに3連続奪取で逆転に成功。その後1度追い付かれはしたものの、13番からの2ホールを奪うと、17番で片山のバーディパットが外れた時点で勝負あり。3アンド1で勝利を決め、優勝賞金7,000万円と欧州ツアーのハッサンII世トロフィ出場権を獲得した。