C.シュワーツェルが大会4勝目に向けて独走状態に
更新日:2015/11/28 12:25
掲載日:2015/11/28 10:53
欧州ツアーの今季初戦、アルフレッド・ダンヒル選手権が現地時間27日、南アフリカのレパード・クリークCCを舞台に順延となっていた第1ラウンドの残りと第2ラウンドの競技を終了。チャール・シュワーツェル(南ア)が第2ラウンドを5アンダー67でラウンドし、通算11アンダーで単独首位に立った。
第1ラウンドを「66」の単独2位で終えていたシュワーツェル。インスタートとなった第2ラウンドは、出だしの3ホールで2つのバーディをマークすると、3アンダーで迎えたバックナインでも3つのバーディを奪取。18ホールを通じてボギーを1つにとどめ、6バーディ、1ボギーの内容で後続に5打差をつけた。
今大会は過去10度の出場で優勝が3回、2位が4度と好相性。「間違いなくここへ来てプレーするのが一番好き」と本人も話すように、4度目の優勝に向けて自信をのぞかせている。2011年マスターズ王者も現在の世界ランキングは50位まで後退。昨季はツアー優勝を挙げることができなかったが、得意コースで復活ののろしを上げることは出来るだろうか。
通算6アンダーの2位タイには、ヨースト・ルーテン(仏)、リチャード・スターン(南ア)らが並んでいる。ディフェンディング・チャンピオンのブランデン・グレイス(南ア)は前半2を2オーバーと苦しみながらも13番パー5をイーグルとするなど、1オーバー73の通算イーブンパー52位タイで予選ラウンドを辛くも突破。一方で、昨季全試合で予選通過を果たしたルイス・ウーストハウゼン(南ア)は7番パー3で「8」を叩くなど4オーバー76と崩れ、通算2オーバー77位タイで決勝ラウンド進出を逃している。