前粟藏は逆転ならずも2位通過 長谷川も27位で出場権獲得
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2015/12/08 18:56
国内男子ツアーのファイナルQT(クォリファイングトーナメント=予選会)が8日、三重県のCOCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジGC、クイーンCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。単独トップから出たハン・スンス(米)が通算24アンダーで首位通過を果たし、前粟藏俊太が2打差の単独2位で来季の優先出場権を手にした。
来季のツアー出場権をかけて6日間、108ホールに亘って争われた本予選会。この日は霜の影響によりスタート時間が30分遅れとなる中、1打リードでスタートしたハンが7アンダー「65」をマーク。前粟藏も負けじと追走したが「66」で2打及ばなかった。トップ通過こそならなかった前粟藏だが「結果を出せてよかった」と出場権獲得への喜びを表しながら「オフはトレーニングをして、ゴルフのために集中したい」とすでに来季を見据えている。
その他上位は、通算15アンダー3位にレギュラーツアー1勝の富田雅哉が入り、香妻陣一朗、伊藤誠道、太田直己、中村匡志の4人が通算14アンダーに並んだ。今季シードを喪失した塩見好輝と今野康晴はともに予選会通過。塩見は13位、今野は17位で来季ツアーカードを勝ち取った。
今月初めにプロ転向を表明した長谷川祥平は通算9アンダーで27位通過。この日1アンダー71で順位を落とすも、優先出場権を得られる上位35名に踏みとどまった。一方、同じく今月にプロ転向した小木曽喬は「73」で39位タイから上位進出とはならず、通算3アンダー72位に終わった。そのほか、レギュラーツアー3勝で今季シードを失った丸山大輔は通算4アンダーの61位で来季出場権を逃している。