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欧州ツアー新人王にアン・ビョンホン アジア勢の受賞は初

更新日:2022/10/26 00:57
欧州ツアー新人王にアン・ビョンホン アジア勢の受賞は初

 

 欧州ツアーで昨季1勝を挙げたアン・ビョンホン(韓)が、アジア勢として初めてサー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)に選出された。

 24歳のアンは、5月に開催された同ツアーのフラッグシップ大会「BMW PGA選手権」で、大会記録となる通算21アンダーを叩き出して初優勝。ファイナル・シリーズの4試合で3度のトップ4入りを記録するなど、シーズンを通じてトップ10入りは7回を数え、レース・トゥ・ドバイ(賞金ランキング)7位でツアー初年度を終えた。

 また、アンは同時に年間最優秀チャレンジツアー卒業生も受賞。同じく今季1勝で新人王の有力候補だったマシュー・フィッツパトリック(英)は、自身のツイッターで「本当にガッカリ」と悔しさを表す一方で、アンに対する称賛のコメントを残している。

 2009年の全米アマチュア選手権で史上最年少優勝(17歳)を果たしながらも、その後は伸び悩む時期が続いていたアン。今回の受賞を受け、「歴史の一部になれたのは素晴らしいこと。アジア勢としては初めての受賞だが、これでアジアの選手たちがもっと欧州でプレーするようになってくれればと思う」と話している。

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